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Lapinまで。 企画:Miette 発行/管理:Cabbage Design inc. 著者 ハナブン 無断転載、複製は禁止します。 The ban on unapproved reproduction |
人形を作るようになってから、 それまで興味のなかった手芸店に通うようになりました。 それともうひとつ。 材料を求めて骨董市にも行くようになりました。 名古屋には「アンティークマーケット吹上」という、 骨董品屋さんの集まったビルもあるのですが、 年に数回、全国の骨董品屋さんが集まって開かれる骨董市もあるのです。 刀や皿や古道具やら、由緒正しきものから胡散臭いものまで さまざまなものを扱ったお店がホールに一堂に立ち並び、わくわくします。 わたしの求めるものは、人形に使用できるような布やレースやボタンで 古い人形やぬいぐるみも同時にチェックしますが 大抵は財布と相談も出来ないような値段がついているので見るだけです。 そうやって必要と思えるものだけを買っていたので、す、が。 近頃じゃ、手芸道具にも興味がゆくようになりまして、 特に「私のお針箱」という本を読んで以来、 その熱が、更にくわぁーっと上がっています。 作家さんのお針箱って、その形もその中身も、 宝箱みたいにすてきなんです。 わたしもこんなすてきなお針箱を持ちたーい! そして、開けるたびに、嬉しい気持ちになりたーい! そう思うようになりました。 それで自分なりの宝箱を作るために、 宝箱の中身ともなる手芸道具にもこりたいと! 骨董市では古い手芸道具にも目がいくようになりました。 それで10月にあった骨董市で、はじめて手に入れたのが、 上の写真の、鶴のはさみ、というわけなんですが、 これ、イタリア製なんです。 そんでもって、お店のおじさんの話によると、5,60年前のものらしいのですが、 「かわいいデザインでしょう?」 とすすめられて、 「ほんっと、かわいい!」と、 ぽ~っとなって購入しちゃったわけなんですが、 このデザインのはさみって、今も、めちゃめちゃ出回っているんですよね・・・。 知ってました? きっと手芸を趣味としているひとなら常識だったのかもしれない。 もう、以来、気をつけて探してみたら、手芸店に、 すーんごい、安いものからあって、 ヘンケルからも、DMCからも、クロバーからも、 同じデザインのはさみが出ているんです。 よくよく見ると、細かい部分の細工だとかに違いはあるんですけども、 「珍しいものを手に入れた!」 と思って、喜び勇んでお金を払ったわたしにその事実は、 少々厳しいものでありました。 手に取ると、きれいだしかわいいんだけど、 「わたしだけの宝物!」 って気持ちになれないのが悲しいのです。 宝箱を埋めてゆくのってむつかしいです。 だぶん、この鶴のはさみを購入した、今の自分の未熟な部分も含めて 年月を経るごとに、宝物は作られてゆくのでしょうが、 今はとってもくやしいです。
by lapin-hanabun
| 2005-11-14 23:48
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